フォックス

設定

山狐傭兵団の団長。

過去に猟犬傭兵団の団員だった事があり、ハウンド(親)とは浅からぬ仲。
ハウンド(親)が娘のために傭兵団を軍属にすると決めた事に反発し、独立して山狐傭兵団を立ち上げた。
仕事の少ない時期、団員を養うために傭兵としてハウンド(親)と戦った事があり、その際にハウンド(親)を殺した事が暗示されている。

その後、猟犬傭兵団を継いだハウンド(子)の招きに応じてティーグルの指導者となる。


TLCでは

ハウンド(親)が死んだのはフォックスと戦った時だった事が明示された。

出自

山狐傭兵団の一員。
山狐の立ち上げまでは猟犬傭兵団の一員だった。
それ以前のことは本名も含めて一切の描写がない。

人物

粋でいなせな姐御的団長。
金のためなら多少の無茶もなんのその。
自ら前線で指揮を執り、部下を鼓舞しながら自分も戦うベテランの戦士である。

だが精神的に強い人間とはお世辞にも言い難く、部下が死んでしょげる、昔の事を思い返して泣く、都合の悪い考えから逃げるなど脆い部分を多く見せている。

能力

特別な力も魔法の知識もない人間だが、少数精鋭の効果的な用兵の他、敵か味方か不明な相手をとりあえず制圧しようとしたり、仲の良い相手でも矛を交えることを想定しているなど、長年傭兵として培って来た経験値を武器として強かに戦う。


人間関係

放っておけない妹分。
義理、申し訳なさ、面倒を見たい気持ちなどが入り混じった複雑な感情を抱いている。

傭兵団の副長にして腐れサボテン野郎。
互いに気の置けない仲であり、戦闘時も声をかけるだけで連携攻撃を仕掛けられるなど息はぴったり。

雇い主。ギーセン要塞の建造を命じられた。
金払いが良く、雇う際に敵の脅威をちゃんと伝えたことから、なかなか良い雇い主だと思っている。

願いを叶えてくれる魔女。
自分の願いを叶えるには未知の屍霊術に頼るしかなく、可能だと言い切った彼女の言葉を盲信している。

雇い主。ギーセン要塞の建造を命じられた。
その後、共同で任務にあたる同僚のような関係になるが、途中で姿を消した。
フォックスの願いが叶うプロセスを疑問に思っているようだった。

気軽な話相手。
シェアイムの地で知り合い、意気投合する。
しかし『死んだものは生き返らない』という自然の摂理から、フォックスが騙されていると確信、力尽くで止めようとする。

かつての上司であり、師であり、別の何かだった男。
物語開始時から故人だが、フォックスはしょっちゅう彼の事を考えている。

  • 最終更新:2014-09-22 09:42:10

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