ソーマ・カトラ

設定

ドロアウムを支配する三姉妹の三女。
その智謀は伝説にも残るほどで、彼女と知恵比べをするのは愚か者であるとされる。

世界を巨大な遊戯盤と見なしており、いくつもの駒と謀略を進行させ、その攻略を楽しんでいる。
その一環か、客を迎える時は幻術で相手にあわせた仮初めの姿をとる。

余談だが、OACでのグラフィックも過去三回変わった。

TLCでは

出自

母はケリドウェンの大天使カンナとアガレスから教えを受けた魔女ソーマ・ケル。
父の名前は不明ではあるものの、相当高位の魔族とされている。
つまり悪魔と人間のハーフである。

悪魔の血によるものか寿命は長く、竜の時代には既に生まれていたようだ。(母であるケルの寿命も長いのは謎だが)
魔法の時代にて母娘揃ってケリドウェンの手先としてカイロリンの腐敗帝政に手を貸したが、良心を回復したカイロリンによって骨も残さず焼き尽くされた。
なぜ、どうやって復活したのかは明かされていない。

人物

話術や詐術に長けた策略家であり、普段人前に出て交渉ごとを担うのは彼女の役目。
丁寧ながら親しみやすく、暖かな魅力に溢れた話し方をするが、そのほぼ全ては偽りのものである。

ドロアウムの国主ではあるものの、姉メーニャを自ら助けに地獄へ向かうなど行動的。
もう一人の姉が宮廷から動かないためやむを得なかったのかもしれない。

能力

自分の姿を偽るだけでなく、幻の山脈を作り上げるほどの幻術師。
しかし幻術を使って相手を攻撃するような場面はなく、あくまで策謀の補助、一環に使用される。

直接戦闘に関わるタイプではなく、外交や交渉など姉二人に欠けている対人能力こそが真髄。
他者の心をつかむための物言いや振る舞いは徹底され、他の登場人物に比べて表情に関する描写が異常なほど多い。

政治においても、民に負担を強いる時は(おそらく架空の)議員や大臣に政争で敗れた事にするなどあざとい手を使っている。
その甲斐あって民からは女神のように信じ崇められており、ドロアウムでの地位は盤石である。

人間関係

姉。
衰弱した次女、ひきこもりの長女に代わってあちこちへ出向き活動している。

お友達。
もっともカトラの方が自称しているだけで、相手からは露骨に嫌われている。
カトラの方も本心で友情を抱いているとは考えにくいので、ある意味釣り合いはとれている。

雇用した傭兵。
ギーセン要塞を建造させ、そこからドロアウムまでの護衛を務めさせたが…

よくわからない存在。
彼の不死や神出鬼没な性質はカトラにとっても未解明であるらしく、警戒している。

部下。
その残念な言動に時に怒り、時に呆れてはいるものの、有能な点は認めているらしく、自らの道具である犯罪組織を任せていた。
しかし中盤に裏切り者の候補として浮上。組織の権限を取り上げ、出頭するか否かで試金石とした。

  • 最終更新:2015-03-30 18:29:27

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